困難というチャンス

めんどくさいの最上級形は困難という形で現れる

我々人間は、さまざまな技術の進歩、考え方の多様性など、世の中の環境が急激に変化していると感じています。

動物や植物、生物の全ては、自然淘汰という原理に従って動いています。
どうして自然淘汰されるのかは、自然環境の変化が最大の原因と考えられます。(地球は何度かの全球凍結が発生し、その結果、生物の大量絶滅を乗り切って進化した生物が今残っている生物だ。)

困難は、これまで経験したことがないから

我々人間社会も、様々な進歩によって便利な社会に変わってきています。
この社会環境の変化に対応できないと、自然淘汰されるのは、変化に対応できなかった人たちです。
変化を経験したことがないから、対応できないようです。(ようするに、変化したくないのです)

安定したものなどない現実を知ること

しかし、人間は、ある程度の年齢を重ねて、いろんなことが安定してくると、変化をあえて求めない、いや、変えたくないのです。
安定を求めてしまうのは、人間の性(サガ)かもしれません。
現実には、安定したものなどなく、常に変化していると考える方が健全です。
毎日が少しずつ変化しているとも言えます。
地球上の大地だって、少しずつ移動していることや、地磁気が変化していること、地球の自転周期は遅くなってくる、太陽はだんだん大きくなること、アンドロメダ大星雲と銀河系が接近して、やがて衝突することなど、
人間は変化を求めないけれど、自然は一定ではなく、常に変化しているという事実を知らなければならないと思います。
この変化も、自然の摂理の一つかもしれません。

経済弱者の貧富の差は少なくなるかも

今の人間社会は、情報社会と言われるほど、情報難民が少なくなってくる傾向があります。
この情報の均一化によって、地域による格差が少なくなる可能性を秘めております。
誰でも、求めれば情報にアクセスできる環境は、人々が平等に暮らすための切り札にもなると考えます。
反対に、変化を感じ取れないと、自然淘汰されることも考えられます。
だから、日本にいるからと安心していると足元を救われる結果になるかもしれません。

結局、人は変化を求めていないのです。

今のままが良いと考え、何も変えないのが普通の人間です。
ところが、時代はどんどんと変化し、社会環境の変化に対応できない人たちは、この社会から自然淘汰されることになります。
小さな変化を繰り返し、時間が経過すると、大きな変化になります。
地球のプレートテクトニクスという考え方は、現在一般的になってきましたが、日本とハワイが何億年後には隣の島になることも考えられます。(すみません、これは単なる環境が変化するというたとえです)

日本のバブル崩壊という困難

日本にはバブル経済崩壊という困難が1990年ごろに起こりました。
このバブルは、他国から仕掛けられた(プラザ合意)という意見もありますが、それよりも、この変化が少し変だということに気付くことが必要だったのだと思います。
円が上昇し、株価が上昇し、土地の価格がどんどん上昇します。
本当にそんな価値あるの?
しかし、人間の欲望には歯止めが効きません。
日銀の公定歩合の急激な引き上げもあって、ふくらむだけ膨らんだバブルは、弾けました。
欲望に関しては「めんどくさい」は役に立たないことは、自分の感情からもわかっていることです。
しかし、バブルがはじけた後の困難な状況の中では、「めんどくさい」という感覚は役に立ちます。
ところが、日本は過去の栄光にすがって、変化に対応できずに、バブル崩壊後の経済の低迷が長引きました。
政治の迷走もあって、日本経済は低迷を続けました。
環境の変化を感じ取って、日本は大胆に変化すべきだったのだろうと思います。
これまで構築してきた日本の制度、ルール、伝統などが、バブル崩壊後の環境の変化に対応できなかったのだろうと考えます。

困難という生き残るチャンス

しかし、どこかの段階で、困難なことが発生していても、自分自身を変えることができれば、環境に適応できる可能性があります。
環境の変化に対応できるためには、自分たちは常日頃から、傲慢にならず、常に謙虚で、小さな変化にも常に対応できる情報を仕入れておく必要があります。
たくさんの本を読んで、いろんな人の考え方も知っておく必要もあります。(海外から客観的にみた日本も重要な視点です。)
無料で得られる情報も有用ですが、本など有料の情報も得て、困難に立ち向かうことも、今後、必要なのだろうと思います。
2020年の日本という国は、デジタル先進国からは、大きくデジタル化(電子マネー、各種書類、など)が遅れていました。
ところが、2020年、新型コロナウイルスという困難が発生し、次々を対策を考え実行していった結果、デジタルというネットワークを活用する方法の一般化が促進されました。(テレワークなど)
これは、怪我の功名、困難が変化をもたらしたのかもしれません。

自然環境の変化による困難(例えば電力)

ある程度の自然環境の変化には、人間は対応できるのかもしれませんが、今後さらなる変化が予想されます。
日本は亜熱帯に属し、夏は高温多湿で人間には暮らしづらい気候になることが予想されます。
住まいは、エアコンという電気の力で気温や湿度の変化に対応できますが、電気の供給が停止したら、都会では生活を維持することはできないかもしれません。
今すぐに、電気の供給が停止することはなさそうですが、そういうことも頭の隅に入れておく必要があります。
持続可能なエネルギーの模索は、ずいぶんと前から行っていますが、日本全土を賄えるような電力量は、今のところ到底無理と考えます。
様々な、発電方法を試しながら、安定供給できる方法を作って行く必要はありますね。
さらに、国民は、生活の効率を考えた電気の使用量を減らす努力は、必要と思います。
周りを変化させるのではなく、環境に合わせて自らを変化させる、進歩だけが環境の変化ではなく、さまざまな困難なことは、これからもあると考えています。

めんどくさいかもしれませんが、環境の変化を知ること、対応する方法を考えること、それを実行できる勇気を持つことが、困難に立ち向かいチャンスに変える方法だと思います。

過去の栄光は、過去のこととして、次の時代を考えていく必要があります。

※この文章はjune-2020に書きました。POP KARAIE 唐家克也

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